こんにちは!広報担当の橋元です。
今回は、家づくりを考えるうえでよく耳にする「在来軸組工法」と「ツーバイフォー工法」の違いについてお話しします。
それぞれの工法に特徴があり、メリット・デメリットを知っておくと、理想の住まいを見つける手助けになりますよ!
また、最後にお伝えしたいのは、耐震等級3(最高等級)や許容応力度計算をしっかり行っている建物であれば、どちらの工法を選んでも大きな強度の違いはありません。安心してプランニングを進めていただけます。それでは、それぞれの工法について詳しく見ていきましょう!
1. 間取り・プランニングの自由さ
在来軸組工法
在来軸組工法(木造軸組工法)は、日本の伝統的な工法で、柱と梁(はり)を使って建物を支える方法です。特徴的なのは、間取りの自由度が高いこと!柱を立てて支える構造なので、部屋の壁の位置や広さを比較的自由に設計できるんです。広々としたリビングを作ったり、将来の生活スタイルに合わせて壁を取り払って間取りを変更することも可能です。
ただし、設計や施工に手間がかかるため、工期がやや長くなることがあるのがデメリットです。
ツーバイフォー工法
ツーバイフォー工法(枠組壁工法)は、面で建物を支える工法です。柱や梁を使わず、壁そのものが耐力を持つため、地震に強く揺れに対して安定した構造を実現できます。断熱性能の確保もしやすい工法です。
ただし、構造上壁の位置に制約が出ることがあり、在来軸組工法ほど自由な間取り変更は難しい場合もあります。将来的に大規模なリフォームを考えている方は、慎重に検討する必要があります。
2. 耐震性能
在来軸組工法
在来軸組工法では、筋交いや金物を適切に配置することで、十分な耐震性能を確保できます。さらに、耐震性を高めるために許容応力度計算を行い、耐震等級3を目指した設計をすることで、地震に強い安心な住まいを実現します。
ツーバイフォー工法
ツーバイフォー工法は、家全体を壁で支える「箱型構造」のため、揺れを建物全体に分散でき、地震に非常に強いというメリットがあります。構造自体がしっかりしているので、耐震等級3の取得も比較的容易です。
どちらの工法を選んでも、耐震等級3を取得し、許容応力度計算を行えば、強度に大きな違いはありません。
3. 工期と費用の違い
在来軸組工法
在来軸組工法は、職人の技術が求められるため、工期が長めになりがちです。オーダーメイドに向いている分、費用もやや高くなる傾向があります。ただし、職人が豊富な工務店では、工期やコストを抑えた施工が可能な場合もあります。
ツーバイフォー工法
ツーバイフォー工法は、規格化された部材を使って効率よく施工できるため、工期が短く、人件費を抑えやすいのが魅力です。コストパフォーマンスの良い家を短期間で提供できる点が、特にお客様に喜ばれています。
まとめ:UNICO STYLEが在来軸組工法を選ぶ理由
いかがでしたか?在来軸組工法とツーバイフォー工法、それぞれにメリットとデメリットがありましたね。
• 間取りの自由度を重視するなら「在来軸組工法」
• 耐震性や断熱性を重視するなら「ツーバイフォー工法」
• 工期や費用を抑えたい方には「ツーバイフォー工法」がおすすめです
ただし、どちらの工法でも、耐震等級3を取得し、許容応力度計算を行えば強度に大きな差はありません。ご家族のライフスタイルに合った家づくりが大切ですので、ぜひ工法選びの際は慎重に考えてください。
私たちUNICO STYLEでは、プランニングの自由度を優先し、在来軸組工法を採用しています。柱と梁を使った構造によって、屋内スペースの確保や収納の工夫がしやすく、お客様の暮らしに合わせた柔軟な間取りを実現できるからです。さらに、将来的なリフォームや間取り変更にも対応しやすいので、長く快適に住み続けていただけます。
どんなご希望でもお気軽にご相談くださいね!お客様にとって「理想の住まい」を叶えるため、全力でサポートいたします。最後までお読みいただき、ありがとうございました。また次回のブログでお会いしましょう♪